メニュー

高次脳機能障害を克服へ…理学療法士さんもびっくりの成果!

[2021.08.07]
― 歩行訓練、介護職員だけでのチャレンジ -
 半身麻痺の高次脳機能障害の方。補足具をつけた歩行訓練を始めて4カ月が過ぎた。当時は理学療法士さんの支援も無く、未知の分野へ介護職だけで挑戦。
 基本訓練の基礎はYouTubeの動画で歩行訓練のポイントを研究。素人だけに何しろ安全優先。平行棒、4点杖は施設備品として購入した。
 階段の歩行訓練は全ての職員が出来ますが、平行棒の歩行訓練は女子職員も可、手摺の無い床の歩行訓練はリクス回避の為男子職員に限定。訓練当初は麻痺側の足を前に出すことが出来なく、後ろで補足具側の足出し支援。段々とご自分で出せるようになった。歩行訓練の様子はビデオで撮影し職員教育に利用しています。
 まだ、単独歩行は無理ですが、床歩行もかなりスムーズになってきました。今月から理学療法士の方が週1回入れるようになったのでビデオ見て頂いた。
 訓練方法に間違いは無いし、回復具合にびっくり。「病院ではこれほど短期間に改善は出来ませんよ!」、「施設長さんは医師ですか?」お世辞と判っていても嬉しいものです。
 理学療法士さんに対する誤解!…リハビリは理学療法士さんにしか出来ないと思っている方がいます。基本リハビリは誰でもできます。理学療法士さんは名称独占資格なので、介護職員が理学療法士と名乗ってはいけません。
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME