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高次脳機能障害の方の自立度改善。…階段歩行を安全に支援!

[2020.05.13]

 半身麻痺の他色々な高次脳機能障害が残り、歩行は車椅子。受け入れに悩んだのは...
◎ご自宅階段の段数が多く、安全な階段歩行が課題、手摺が登り左側しかない。
◎麻痺側に補足具が無いため膝崩れが酷い。
◎人員的に一人介助の対応。
 理学療法士が行う病院の階段歩行、一時帰宅時の階段歩行をビデオ撮影。登りは健足側⇒麻痺足側、下りは後ろ向きで、麻痺足側⇒健足側で降りる。安全対策の要は麻痺側の膝崩れ(膝のロックが必要)の防止。
 事前にビデオを見ながら職員同士で階段歩行訓練を実施した。
 現在午前、午後の2回、通いサービスで階段歩行訓練を実施。教育の為職員も数人参加。
 ご本人も意欲十分で随分安全に昇降が可能になった。最近は「杖歩行してみたい」と….夢を語る。
 階段歩行でついた筋力は日常動作でも自立度があがります。
 過去にも高次脳機能障害で左麻痺の方(要介護5)を受け入れた実績がある。車椅子もご自分で操作しない。居室のドアも開けられない状態。…車椅子の操作方法を教え、扉の開け方を教え、杖歩行訓練、階段の昇降を訓練し、6ヶ月後の認定が要介護1になった実績がある。違いは麻痺側に補足具があっただけ。
 今回はどこまで介護度の改善が可能かな?

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